トップページ 成長するために必要なこと 文具ソムリエール・菅未里に聞く、業務効率を上げる5つの文房具

成長するために必要なこと

2018年07月13日

文具ソムリエール・菅未里に聞く、業務効率を上げる5つの文房具

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文具ソムリール菅未里さん

昨今は働き方改革に取り組む企業が増えていることもあり、生産性向上は多くのビジネスパーソンにとって重要な課題となっています。業務を効率化すべく、試行錯誤している方も多いことでしょう。

生産性向上や業務効率化と聞くと、ITツールの導入や細かいタイムマネジメントが必要と考える方が多いかもしれません。しかし、もっと手軽に業務を効率化する方法があります。それは、文房具を見直すこと。

今回はTV番組『マツコの知らない世界』(TBS系列)などのメディアにも出演実績がある文具ソムリール菅未里さんに、「仕事効率が上がる」文房具をご紹介いただきました。

菅 未里(かん みさと)

文具ソムリエール。大学卒業後、文具好きが高じて雑貨店に就職し文房具売り場担当となる。現在は、商品企画、売場企画、文房具の紹介、コラム執筆などの活動を行っている。著書『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)、『文具に恋して。』(洋泉社)発売中。

人見知りの自分を変えてくれたのが文房具

——菅さんが文房具を好きになったきっかけについて教えてください。

小学生のとき、サッカーボールの消しゴムを持っていたら、あるサッカー少年から話しかけられたんです。それまで、人と話すことに苦手意識を持っていたのですが、消しゴムのおかげで人と楽しく話すことができた。それで味をしめたのが文房具を好きになったきっかけです。

文房具って「学校に持ちこめる公認のおもちゃ」じゃないですか。変わったものを持っていると、話題のきっかけになり、話しかけてもらえる。そんな体験から、文房具にこだわるようになりました。

文房具を好きになったきっかけについて語る、菅美里さん

——実際に文房具をご紹介いただく前に、「文房具の魅力」について教えてください。

ひとつは、実用的でありながら、こだわりが出せるところ。文房具って洋服に似ていると思うんです。洋服は、「大人っぽく見られたい」、「可愛くありたい」といったそのときの気分にあわせて選べますよね。

文房具も大人な気分のときは金属軸のペン。カジュアルな気分のときはビビッドカラーの樹脂軸のペン、とその日の気分にあわせて選べます。しかも、洋服よりも気軽に。

文房具は洋服より簡単にこだわれるのに、職場の人間関係も円滑にしてくれます。「このボールペン、私も使ってる!」とか「可愛いスタンプだね」とか。文房具にこだわるだけで会話が弾んで、風通しがいい職場になると思うんです。

使いにくさを解消するだけで生産性は上がる

インタビューを受ける菅美里さん

——文房具にこだわると仕事の生産性も上がりそうですね。

そうですね。最近は、スマートフォンやタブレット、PCで仕事をする人が増えました。しかし、オフィスを見渡すと、筆記用具を使っている人はいますし、文房具を活用するシーンもまだまだあります。

例えば、複写伝票。一般的な紙に書くときは、筆圧が軽いペンの方がいいかもしれません。しかし、複写伝票を使うときには、滑りが良すぎて裏の紙に文字が映らない場合があります。

そんなときに、紙と複写伝票の両方に使えるペンを使ったり、それぞれの用途にあわせたペンを使えば、業務のスピードは上がります。

多くの人は、「これ、不便だな」と感じつつも、同じ文房具を使い続けてしまいがちです。でも、そのまま使い続けてしまうと、余計な時間を費やすことにつながりかねません。

シーンにあわせて文房具を使いわければ、余計な手間が省けるだけでなく、ストレスも減って仕事の効率化につながるのではないでしょうか。

業務効率を上げる5つの文房具

——仕事の効率を上げる文房具にはどのようなものがあるのでしょうか?

1.“感覚でペンの位置を把握できる”「マルチスタンドS」

「マルチスタンドS」を紹介する、菅美里さん

カール事務器「マルチスタンドS

1つ目は、このカール事務器「マルチスタンドS」。横幅5cmと薄いため、近くにほかのインテリアが置いてあっても邪魔になりません。

しかも、中の仕切りに40度の角度がついているので、上下の部屋にあるモノとぶつかり合わず、収納物が取り出しやすくなっています。クリップなどの細かい文房具も、一番下の段に収納することができるんですよ。

カール事務器「マルチスタンドS」

縦に置けば机の面積を広く使えるので、作業スペースを広めに確保できます。しかも、使っていくうちにペンの位置を体が覚えていきます。どこにどんなペンがあるかが分かるようになるので、時間短縮にも繋がります。

2.“手元に紙がない”を防ぐ「クリップボード」

「PLOTTER クリップボード A4サイズ」を紹介する、菅美里さん 

株式会社デザインフィル 「PLOTTER クリップボード A4サイズ

「今メモしたいのに、手元に紙がない」そんなもどかしさを限りなく減らしてくれるのが、このクリップボード。

布素材でできていて、中にレポートパッドをしまえます。メモ中に追加で紙が必要だったときにも、レポートパッドがボードの中に入っているので、わざわざ紙を取りに行かなくていいんです。

 「PLOTTER クリップボード A4サイズ」 

また、紙を挟むところがマグネットでできているため、跡が残りません。しかも、ボードが硬めに作られているので、中にしまったレポートパッドにシワが寄ってしまうこともないんです。

3.“思考の整理がしやすい”システム手帳「レザーバインダー」

「メモしたはずなのに、どこにメモをしたのか忘れてしまった」それを防ぐために使えるアイテムが、システム手帳一式セット。これらを活用することで、情報の整理がしやすくなります。

オレンジの表紙が特徴的なリフィルメモパッドは2mm方眼で、目に優しい薄いクリーム色。角が丸くなっているため紙が折れにくく、耐久性もあるのでどこへでも持ち運べます。

システム手帳「レザーバインダー」を紹介する、菅さん

また、メモパッドの紙は剥がせるので必要な情報だけシステム手帳に綴じ、紙の量が増えてきたら整理できます。一連の作業を習慣づけすることで思考の整理にもつながるんです。

このシステム手帳はほかに比べてリングが小さく、収納できる紙の量に制限があります。だから、まめに整理する習慣が身につきやすいんですよ。

4.“2つで1つ?場所を取らない”マスキングテープのカッター台「テープ+テープ」

「+d テープ+テープ」を紹介する、菅美里さん

アッシュコンセプト 「+d テープ+テープ

アッシュコンセプトのマスキングテープカッター台、「テープ+テープ」です。

2つのマスキングテープを1つにまとめられる、画期的な商品。両側にテープをつけた状態でも、切って使うことができます。立てて保管できるので、机の上で幅をとることもありません。

セロハンテープとマスキングテープなど、テープの種類を分けて使えます。業務にあわせた形で使用頻度の高いものを入れるなど、使い方を変えることで業務効率化を図れます。

5.“タスク管理がしやすい”「ライフジャーナル」

「ライフジャーナル Blue-Grey」

クオバディス 「ライフジャーナル Blue-Grey

「タスク管理をするのが苦手」そんな方には、フランスのクオバディス社が販売している「ライフジャーナル」というノートをお勧めします。

日本ではこれから販売される(執筆時、2018年6月)のですが、本国ではすでに爆発的にヒットしています。

「ライフジャーナル」の特長は見た目が可愛く、触った感じも柔らかめなところ。バンドの部分にもこだわりが現れていますよね。

「ライフジャーナル」を紹介する、菅さん

普通のノートとの違いは、目次があってページナンバーも振られていること。どこに何を書いたのか、タイトルを一言目次に記入するだけで、すぐに目的のページを確認することができます。

また、自身がやるべきことを書き出しておくことで、タスクが可視化されて優先順位がつけやすくなります。

リボンのようなしおりもついていたり、ポケットが付属していたりと充実した中身であることも特長です。

ポケットには、いただいた名刺を入れるのがお勧めです。名刺入れに入っているほかの方からもらった名刺を渡してしまいそうになることはありませんか? ポケットに入れておくことで、そういった手間を省くことができます。

文房具にこだわって生産性を上げよう

文具ソムリエール菅美里さんオススメの文房具

今回は、仕事の業務効率を上げるためにお勧めの文房具を5つご紹介いただきました。ちょっとしたことかもしれませんが、文房具にこだわることで、仕事の効率は上がります。それだけではなく、同僚との会話が生まれ、職場の風通しがよくなるかもしれません。

学生時代に慣れ親しんだ文房具は日々変化しています。仕事の帰り道、久しぶりに文具店に寄ってみてはいかがでしょうか。仕事の効率が上がる、素敵な文房具に出会えるかもしれません。

文:渡辺 彩香

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